セキュリティミニキャンプ福岡
自分がセキュリティに初めて興味を持ち出した頃に参加したセキュリティミニキャンプinやまなし。
それまで本を読むことで勉強していた自分にとってハンズオン形式の講義は革命的で、ぜひまた参加したいなと思っていました。ようやく今回、時間とお金に余裕ができたので参加しました。
「Webアプリケーション攻防戦演習」
はじめてのA&D、PHPということで最初は全然歯が立たず、同じチームの方々も初めてということで一回目はボロボロでした。
2回目からは、チューターの方が加わってくださり、一回目よりは点数を稼ぐことができました。
最初はこういったものはあくまでゲームで、本当に役に立つのか?と思っていました。
ですが実際に体験してみると、書籍等でなんとなく理解していた程度の「webアプリケーションがどのように構成されていて、どういった攻撃手法があるのか、それに対する対策は?」などといったことが勉強になりました。
「LANケーブルを自作して通信をモニタリングしてみよう」
PC二台の間での通信を物理層で盗聴するというものでした。
友人に紹介したら興味を持ってくれたので、後日みんなでやってみて記事にしようと思うので感想もその時に書こうと思います。
「クラウド・ホスティングサービスのセキュリティと運用技術の研究」
これは文字通りクラウドやホスティングサービスのお話で、かなり高度な内容でした。
クラウドやホスティングのサービスが普及した歴史やどういった技術的で成り立っているかなどのお話で、わからない単語が出てくると調べながら聞くといった感じでした。
途中アウトプットすることの重要性をおっしゃていました。研究するだけじゃなくそれを論文にするというようなお話でした。
アウトプットすることにより他人からの意見をもらうことができるし、何よりアウトプットには自分の中で整理する必要があるので、より理解が深まります。
確かにこれまで自分はものを作ったり調べたりしても自分の中で完結していたなと思うので、今後はブログなどにもアウトプットしていこうかなと思います。
「Private CaaS 基盤の構築と開発」
DockerやKubernetes、Goをつかってハンズオン形式アプリケーションを開発していくといった内容でした。
DockerもKubernetesもGoも触ったことがなかったので事前課題でしっかりと予習し、講義に臨みました。
講義ではわからないところはチューターさんに教えていただいたりしながら、なんとか用意されていた手順の最後までこなすことができました。
SecHack365 成果発表会
去年の夏頃、自分の通っている専門学校で以前いらっしゃった先生に紹介されて知ったSecHack365。
セキュリティーキャンプと違いミニキャンプのようなイベントがないため、公式の開催レポートなどをチェックしていたら今回の成果発表会は見学できるということですぐに参加申し込みをしました。
セキュリティといってもwebサービスを作っている方もいれば本を執筆している方などもいて、幅広い分野でやっているんだなという印象でした。
特に感じたことは、発表している方一人一人自分が解決したい社会の中の課題を明確にもっているということです。
セキュリティミニキャンプ福岡で講師をされていた方がSecHack365にも参加していて、セキュリティキャンプとの違いを教えていただいたのですが、その時にSecHack365はあくまでハッカソンであるということを教えていただきました。
つまりはスキルを磨くために参加するのではなく、何かやりたいことがありそれを手伝ってもらうために参加するのがSecHack365であるということです。
今年度、自分は第1回に参加できなかったため、応募を見送りました、次回までに明確に自分のやりたいことを定めておこうと思います。
セキュリティキャンプ ワークショップ
「攻防型CTFによるWebオンラインゲームのチート行為体験」という題のWSで、全国大会の講義が受けれるということですぐに応募を決意しました。
タワーディフェンス系のゲームを1グループ5人になり、お互いのタワーを攻撃し合いながら点数を稼ぐ、またはNode.jsで実装されているサーバーの脆弱性を修正して点数を稼ぐというものでした。
簡単な説明のあと、早速サーバに接続しCTFが始まりましたが、最初は何をしたらいいのかわからずとりあえず周りの様子を伺いながらサーバーのコードを読んでいました。
同じグループの方が攻撃の自動化を実装し、どんどん点が取られてしまい1回目は終了してしまいました。
その後簡単な解説があり、2回目
先ほどの反省を生かし、とりあえずバグがありそうなところを探して、そこから該当箇所のコードを読むことにしました。
バグがありそうなところに目星はつけれたのですが、どのように修正するか悩んでいるうちに2回目も終了。
2回目も、結果としては特に何もできずに終わってしまいました、ですが1回目よりは進歩していたので、次の3回目こそポイントを取るぞと思っていたところ、時間の都合で終わってしまいました。
最後に恒例の記念撮影をして終了でした。
参加者の大半は全国大会修了生で、僕を合わせて地方大会は30人中4人ほど。
自分のグループも自分以外全国大会修了生で最初こそは弱気になっていましたが講義が進んでいくにつれ、集中して気にならなくなっていました。
今回学んだことは、オンラインゲームの簡単な仕組みと予備知識の重要性です。
予備知識があればどこらへんに脆弱性がありそうか、またどう行った修正を行えばいいかなどある程度パターン化でき素早く処理できるからです。
それこそオンラインゲームなどの他のユーザーに影響が出るチート行為などは素早い処理が要求されると思うからです。
今回のWSでは周りの方々のレベルの高さや、講義の面白さ、何より事前課題から講義に至るまでで自分がかなり成長できたと感じました。
以上が3月に参加したイベント等です。
3月は学校が3週間ほどお休みだったため、興味があるものに片っ端から参加してみました。
セキュリティキャンプフォーラムにも参加しようと思っていたのですが、当日風邪を引いてしまい断念。。。来年度ぜひ参加したいと思っています。
今年は最初で最後のセキュリティキャンプ全国大会、魅力的な講義も盛りだくさんので是非参加できたらなと思います。